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第1回大会のミドルの部(27km)に参加しました。要項ではエキスパートが60km,ミドルが20kmとなっていますが,予定していた走路の状況が悪いなどの理由によりエキスパートが4km,ミドルが7km延長となりました(実際はさらに長いという噂も)。次回以降元の距離に戻るかどうかは分かりません。
当日の天気は,午前中は霧のような小粒の雨で涼しく,路面のぬかるみもあまりないので走りやすかったですが,午後からは大粒の雨となり,エキスパートコースは最後のループ(砥石郷山)が閉鎖されました。ミドルの部も牛小屋谷の手前でレースが中止され完走できなかったランナーがいたようです。
会場の恐羅漢スキー場には7:30頃に到着しました。ここには大きく分けて2つのスキーエリアがあり,参加者の駐車場は手前のエリア側ですが,受付とスタート/ゴールは奥のエリアとなっています。冬場はリフトで上ってツーっと下りていけるのですが,この時期は比婆山のゴールよりも少し長い草斜面を上り下りしなければならず,いいウォーミングアップになりました。受付場所はレストハウス内で,着替えや荷物置場としても使えるので,ゲレンデを往復したくない場合はあらかじめ荷物を全部持って上るといいでしょう。ただし参加者全員を収容できるほど広くはなく,人と調理の熱気で室内はムンムンしていました。
エキスパートのランナーが通過するのを見ながら8:45にミドルの開会式がはじまり,9:00にレースがスタート。先ほど1.5往復したゲレンデを半分くらい駆け下り,脇の車道に入ってスタート地点まで上り,そのまま登山道に入ります。夏焼峠までの上りは概ね緩やかで,歩き慣れているのでなるべく先を急ぎたいところですが,この時点ではまだランナーの列(約350名)がばらけていないのでなかなか前に行けません。峠を越え,中ノ甲林道に出るまで行列が続きました。
林道に出てからは広く走りやすい道がしばらく続きます。聖山登山口のある十文字峠までは緩やかな長い上りとなっており,走力次第でかなり順位を稼げる区間です。1/3くらい歩いて十文字峠に到着し,元気の良いスタッフの誘導で聖山登山道へ入りました。スタッフの声援によるとここが8.5km地点。ようやく残り距離が比婆山Aコースと同じになりました。
聖山から高岳までの縦走路は,直近では2年前に歩いているので途中のアップダウンなど記憶にあるとおりでした。かなりばらけたとはいえ前後に多くのランナーがいるので,鈴の音がシャンシャン響き安心感が増します。途中の分水嶺分岐は,歩き慣れた人は無意識に高岳へ向かっていけますが,地理不案内だとうっかり逆方向の天杉山〜奥匹見峡へ下ってしまうかもしれません。コース上には約300mおきに目印(黄色いテープ)がつけられていますが,ここはもう一つ分かりやすい標示を設けた方がいいかもしれません。 |
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