山名/標高 雁飛(がんぴ)山/580m 
登山日・天候 2001年11月24日(土)・晴 
行程 上田代登山口〜溜池〜西畑登山道分岐〜山頂(折り返し)
所要時間上り45分、下り30分
 
美祢市北部にそびえるドーム型の美しい山。「雁飛」という名もきわめて美しい響き。 本州では唯一ここだけの山名だという(北海道には「雁皮山」がある。ただしこちらは、 アイヌ語の当て字らしい)。

画像は登山口近くに建つ「猿田彦」の石塔


於福・上田代地区より登山口に入る。目の前にそびえる雁飛山は 標高以上のスケールを感じさせる。
(右)溜池へ到着。池の奥で羽を休めていた水鳥が、物音に気づき一斉に飛び立っていった。


木々に覆われて鬱蒼とした登山道。ほぼ直登の急斜面が山頂まで続く。
県内の山でよく目にするプレート(中)を見て進路を右へ。山頂手前の最後の急登にかかる。
(右)急斜面ゆえ行きにも帰りにも手放せないロープ。頂上まであと数分・・・


山頂に到着。ススキ野原越しに大きく展望が開ける。秋吉台、華山、花尾山・・・
ただし、晴れているものの霞がかった空模様のため、遠望はあまりきかない。


芒野に風の転がる光かな  高木太舵子

下山後、近くの名勝「石柱渓」に立ち寄り(紅葉はすでに終わっていた)、帰途についた。