山名/標高 鯨(くじら)ヶ岳/616m  
登山日・天候 2001年4月15日(日)・晴  
行程 二反田〜美東大滝〜山頂(折り返し)  
美東町の北部、萩市との境界にそびえる山。
山名の由来については「山頂から日本海を望み、鯨を探していたから」 「山頂に鯨のような大きな岩があるから」など諸説ある。
登山道は木々に囲まれ薄暗いが、山頂は明るく展望がきく。 特に桂木山から秋吉台にかけての眺望がよい。
 

今回の登山の目的のひとつは、山頂で揚げたての山菜の天ぷらを食べること。
タラの芽、コシアブラ、イワガラミなどを採りつつ、樹林の中を歩く。

(左)タラノキ。春先の新芽は山菜料理の定番。天ぷら、和え物などに。
(中)アケビの葉。そのままかじると苦いので、茹でて水にさらし、おひたしなどに。
(右)名は体を表す「マムシグサ」。たぶん毒草。 毒がなくても食べるのはちょっと・・・

(左・中)コシアブラ。若葉は天ぷら、おひたしなどにすると美味。成木は10mを超す。
(右)馬酔木(アシビ/アセビ)。「馬が酔う」のは美味しいからではなく、 毒草だから。

1時間半ほどで山頂に到着。桂木山、花尾山、秋吉台などの眺めがよい。
「鯨を探した」という日本海は、山の間から少し見える程度。 どうせ探すなら千畳敷や笠山の方が好都合だろう。
今回のメンバー・・・斉藤夫妻、田中(善)、加藤、長谷川、和崎

これが山名由来の「クジラ岩」か? 上に立つと360度の展望が広がる。

山頂で揚げたての山菜天ぷらを賞味。味よし、天気良し、眺め良しの「山上の昼食会」。