山頂手前の分岐を「くさり方面」に向かう。一の鎖から三の鎖まであるが、登頂に使うのは
二、三の鎖。
かなり長く、急斜面で高度感がある鎖場。恐怖を抑え一気に上ったので、最後は
腕も膝もガクガク。
(左)二の鎖 (中)三の鎖 (右)石鎚神社奥の院が鎮座する山頂
山頂からの眺め
弟見山への縦走路に入る。色づきはじめた広葉樹林。穏やかな秋の陽ざしが心地よい。
縦走路の途中から、急にササが勢いを増す。隠れた踏み跡を確かめながらのササ漕ぎ。
(右)背丈ほどの高さにまで繁茂するササ。もしや道を間違えたかと思いつつ・・・前進
一時的にササを抜け、灌木に囲まれた広場に出る。振り返ると弟=莇ヶ岳の姿が
人もなく静まりかえった寂しい弟見山頂。眺望はわずかに石ヶ岳を望む程度。
長居をする気になれず、すぐにササヤブの中に引き返した。
なお、縦走路途中に新ルートが出来たという話を聞いていたが、今回は確認できなかった
下山後、麓の「石鎚神社」に立ち寄る。正面には、山頂奥の院を模したミニ鎖場
石段も思いきり急勾配に作られていた。