山名/標高 春日(かすが)山/989m
登山日・天候 2002年10月9日(水)・晴
行程 みと自然の森キャンプ場(08:30)〜登山口(08:55)〜匹見側登山道分岐(09:10)〜 山頂(09:40)〜(折り返し)〜みと自然の森キャンプ場(10:50)
美都町と匹見町の境にある山(山頂三角点は匹見町側にある)。
奈良の春日大社から分神された春日大明神が山頂に祀られており、毎年8月5日には 例祭が執り行われている。当日は、山頂で石見神楽(美都町)が舞われ、参詣者には 手作りの角寿司(匹見町)が振る舞われるという。一度は訪れてみたい。


「西中国山地の展望台」春日山には、匹見町と美都町それぞれに登山口がある。
今回は、美都町の「みと自然の森キャンプ場」の奥に作られた登山道を利用。


登山道(兼作業道)を進み、杉林の中に入る。所々に残る石垣は、ワサビ田か炭焼小屋跡?


比較的新しい美都町側の登山道は、道は細いが看板や目印が多く、迷うことはない。
(右)杉木立の向こうに山頂が顔を出す (中)匹見町からの登山道と合流


8合目付近の水場(水量僅か)を過ぎると、登山道を取り囲む木々が広葉樹に変わる。
木漏れ日の明るい急坂を上りきると、山頂の春日大明神がお出迎え。


木に掛けられた「石見空港」の表示。半信半疑でその先を見ると・・・本当に海まで見えた。


山頂の南側は視界が180度に開け、西中国山地のパノラマが大きく広がる。
下画像は拡大図


山肌に刻まれた深い谷筋が印象的な広見山、まだ訪れたことのない半四郎山、 樹間越しに青野山も見える。
この風景の中に石見神楽がこだまする例祭当日の様子を、しばし思い描いた。