山名/標高 比礼振(ひれふり)山/358m

北仙道(益田市大草町)から望む比礼振山

登山日・天候 2003年1月2日(木)・曇
行程 木部町自宅〜津田町〜大草町〜乙子町登山口〜佐昆売山神社〜山頂・蔵王権現社 〜(折り返し)〜木部町
益田市乙子(おとこ)町にあり「石見小富士」の別名を持つこの山は、その名のとおり市内 からは富士山の形に見える。山腹に佐昆売(さひめ)山神社、山頂には蔵王権現が祀られ、 地元では「権現山」あるいは「乙子の権現さん」とも呼ばれ、広く親しまれている。
標高は低いが眺望は良く、日本海から西中国山地までが見渡せる。

(画像は益田市内・国道191号線から望む山頂部)


今年の登山とマラソンの安全を祈願しての、初詣登山マラソン(0〜358m)
権現山頂までの道は全て舗装され、自動車でも上ることができる。


木花咲耶姫命を祭神とする佐昆売山神社。社殿の隣には霊水が湧き出ている。
佐昆売山神社由緒には「木花咲耶姫命は山の神大山祇命の乙姫御子にして、三月三日の
内裏雛であり我国御内裏の始なり」とある。乙子の地名はここから取ったのだろう。


神社から山頂まで、傾斜のきつい舗装路が約1.3km続く。側溝には雪が残っていた。
山頂に到着。桜が植えられ展望広場となっている頂上の一角に蔵王権現社(右)が建つ。
社の裏手からは、木々の枝ごしに雪をかぶった西中国山地の山並みがうかがえた。


益田市街と日本海を一望。案内板には「益田十景」のひとつ、とある(他は知らない)


(左)北東側、浜田方面の眺め (右)南側、日原〜六日市方面の眺め