山名/標高 高(たか)山/320m

(日置町・黄波戸温泉からの眺め 02.12.21)

登山日・天候 2003年3月19日(水)・晴一時曇
行程 青海島高山オートキャンプ場(11:35)〜高山林道〜登山道入口(11:55)〜山頂(12:10) 〜オートキャンプ場(13:10)
山口県を代表する観光地のひとつ、長門市・青海島の最高峰。以前は青海地区の清福寺から 始まる起伏に富んだ縦走路がメインルートだったが、現在は舗装された高山林道を 利用してのショートカットも可能。また、山腹に作られたオートキャンプ場からの 直登ルートも整備されている。
旧海軍の施設跡が今も残る山頂の眺望は抜群で、向津具半島から長門山地の稜線、深川湾、 仙崎湾、青海島の入りくんだ海岸線、もちろん日本海も一望の大パノラマが広がる。

県道56号(仙崎港線)からの眺め


俵山温泉から寄り道をしつつ、1時間かけてオートキャンプ場に到着。
場内には山頂への直登ルートもあるが、往路は高山林道に出て縦走ルート (の後半)に入ることにした。
(中)「県道の黄色いガードレール」 は山口県の隠れた名物だが、この高山林道には
なんと「青いガードレール」が存在する (一部区間のみ)。さすが青海島?
(右)林道より、波の橋立を見おろす。天候は次第に回復し、晴れ間が広がってきた。


林道の峠から縦走路に入る。道は細く荒れ気味。場所によってシダが被り、 クモの巣も目立つ。
(右)木々の間からときどき海が見える。絶えず潮騒を聞きながらの登山は珍しい。


大きなピークを越え、左に東屋を見ると、キャンプ場からの登山道と合流する。
ここからの道は広く歩きやすいが、頂上手前はかなりの急坂で息が切れる。
(中・右)山頂に遺されたコンクリート製の廃墟は、旧海軍の施設(監視所?)跡だという。
世の中、相も変わらず戦争の話題でもちきりですよ・・・


北東から南東にかけての眺め


南東から南西にかけての眺め

廃墟の屋根の上で昼食後、キャンプ場へのルートをまっすぐ下り、三隅町の湯免温泉へ。
ひと風呂浴びて少し休んだあと、本日最後の目的地・ 桂木山に向かった。