山名/標高 要害(ようがい)岳/409m
登山日・天候 2003年4月6日(日)・晴
行程 徳地町自宅(10:15)〜北野橋〜徳地IC前〜林道入口(10:45)〜堰堤〜主尾根分岐(11:20) 〜山頂(11:30)〜薬師堂(12:50)〜中央小学校(13:00)
徳地町・堀地区を挟んで狗留孫山(544m)と向き合う山。島地川と佐波川、 国道376号線と489号線が合流するこの一帯は、中世においては交通の要衝として 内藤氏、塩川氏などが山麓に屋敷を構え、山頂には山城(=要害)が築かれていたという。 これが山名の由来。
登山道は小古祖(おごそ)地区から林道を利用して北面から上って行くルートと、 堀地区の昌福寺薬師堂裏から西側を上って行くルートの2通りがあり、それほど大きな山でも ないので周回コースを辿ることも容易。ただし、いずれのルートも道が荒れ気味で、 踏み跡やテープを頼りの山行となる。


自宅から歩いて小古祖の登山道へ。登山道入口となる林道は、国道489号線沿い
徳地IC先の「正慶院」看板を過ぎ、コイン精米機手前より右折して入る舗装路(左画像参照)。
中国道高架をくぐり(中)しばらく進むと舗装は消え、地道に変わる。
そのまま堰堤手前まで車で進入できるが、2003.04現在途中に倒木があり通行不可。


堰堤を過ぎると道幅は次第に狭くなり、踏み跡とテープを頼りの山行となる。
整備された形跡はなく、草の生い茂る夏場は通行困難となりそう(マムシも出そう)。
渓流沿いの道から、主尾根に向けての急登(右)へ。変化に富んだ面白いルート。


(左)主尾根に出てすぐに道は左右(東西)に分かれるので、ここは右(西)へ。
静かな雑木林の中を10分ほどで山頂に到着。突如として視界が開け、先客のにぎやかな声。
県内の登山サークル「コンパス」の皆さんだった。今回は小古祖ルートの往復とのこと。


山頂からの眺め。このほかにも大平山、矢筈ヶ岳、白石山、狗留孫山などが木の間越しに うかがえた。


山頂を後にし、中央小への下山ルートへ。テープを頼りに雑木林を抜けると、 目の前に石仏の背中が。
ここから先は、踏み跡、テープ、道のあちこちに置かれた石仏の案内で下りて行くこととなるが
ほとんど参拝者もいないのか道の荒れ具合がひどく、踏み跡も不明瞭なところがあるので要注意。


(左)登山道からの眺め (中)西側登・下山口となる昌福寺薬師堂(裏に道あり)。
(右)中央小学校に到着。背後に要害岳がそびえる。