山名/標高 猫魔(ねこま)ヶ岳/1404m
登山日・天候 2003年6月8日(日)・晴
行程 猫魔八方台(12:35)〜猫魔ヶ岳山頂(13:10)〜猫石(13:30)〜雄国沼〜雄国沼休憩舎(14:30)〜雄子沢登山口(15:05)〜国道459号線〜磐梯スキー場入口(15:50)
磐梯ゴールドライン(有料道路)を挟み、磐梯山の西側にそびえる山。天然記念物のカルデラ湖、雄国(おぐに)沼の周囲を巡る外輪山のひとつで、山名は昔ここに化け猫が住みついていたという伝説に由来するもの。山頂の隣にある1335mピークには「猫石」と呼ばれる巨大な岩石がそそり立っている。
山の南北は斜面が大きく削られてスキー場となっているが、登山道の周囲はブナなどの自然林が豊か。また、雄国沼には6月はレンゲツツジ、7月はニッコウキスゲが咲き乱れ、多くのハイカーが訪れる。

磐梯山を下り、猫魔八方台に到着。
ここから猫魔ヶ岳山頂まで2km(標高差約210m)、雄国沼まで6kmくらい。
猫魔ヶ岳山頂までの道は、磐梯山に比べれば距離も標高差も少なく、山頂手前の急登を除けば比較的楽に上れる。
一等三角点の山頂は、西に雄国沼、東に磐梯山を一望できる絶好の展望台である。

猫魔ヶ岳山頂から磐梯山を望む。眺めを楽しむなら磐梯山よりこちらの方が、静かでゆっくりくつろげていいかもしれない。
(左)西側の眺め。眼下に雄国沼が広がる。左手前のピーク上に突き出ているのが「猫石」。山頂から尾根伝いに歩いて15分くらい。

(右)猫石近影。特に猫に似ているような形には見えなかった。

猫石ピークからは森の中をひたすら下り、レンゲツツジが咲き乱れる雄国沼のほとりに出る。

雄国沼北岸から、南東方向の眺め

休憩舎(左)から3kmの山道を下り雄子沢登山口(右)へ。さらに国道に沿って4〜5km歩き、出発地点に戻った。