| 山名/標高 |
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| 登山日・天候 | 2004年3月4日(木)・雪のち晴 |
| 行程 |
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陽が高くなるにつれて空に晴れ間がのぞき、淡い春の雪は1日のうちになくなってしまいそうな気配。山の上に雪が残っているうちに鳳翩山に登ってみようと思い立った。 市内には初めちらちらと雪が舞っていたが、一の坂ダムに近づくにつれて風が強くなり、吹雪のようになってきた。しかし雪の向こうに霞む空の色は青い。天気の回復は近い? |
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たったいま冷凍庫から取り出してきたように、よく冷えて真っ白な鳳翩山が湖の向こうに横たわっている。二ツ堂登山口への道を急いだ。 |
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途中で下山中の7〜8人の登山者とすれ違った。道が判りにくくなると、彼らの足跡だけが頼りである。 (右)登山道の途中、一の坂ダム湖を見下ろせるポイントがあるが、今日は雪に煙ってよく見えない。 |
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雪のせいか林の中が明るく、木の幹の色と雪の白とのコントラストが美しい。 枝の向こうから微かに青空がのぞいている。 雪が音を消すのか、自分の足音以外には物音ひとつ聞こえない。風の音もない。 静寂をうって、樹上から雪がどっと落ちてきて、頭の上に降りかかった・・・冷たい! |
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ここからは尾根伝いの見晴らしの良い道。山頂はもうすぐ。
(右)登山道から北東方向の眺め。 |
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下界は雪煙で山口市内もはっきりしない。他に人はおらず、冷たい風だけが吹き抜けてゆく。 じっとしていると体がすぐに冷えてしまう。早々に来た道を引き返すことにした。 |
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山頂より、西から北にかけての眺め。 |
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こちらの道は、誰も歩いていない様子。 新雪の上に足跡を付けながら静かな森を抜け、雪の萩往還道に出た。 |
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今はうっそうとした林の中に御駕籠立場がしつらえられていたのも、三田尻(防府)の海岸から九州まで続く眺望を楽しむためだったのだろう。 |
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往還道を出るころには早春の青空にまぶしい陽ざし。ダム湖から見る鳳翩山はすっかり「解凍」がすすみ、いつもの冬枯れの色に戻っていた。 花が咲き、緑が芽吹く季節はもうすぐ。 |