山名/標高 蕎麦(そば)ヶ岳/556m

(鴻ノ峰中腹からの眺め)

登山日・天候 2004年3月28日(日)・晴
行程 一貫野公民館前(11:15)〜鞍部〜山頂(11:55)〜(折り返し)〜一貫野公民館前(12:35)

前日の芸北には、道端にもまだたくさんの雪が残っていたが、帰ってきたら徳地も山口もすっかり春である。
青い空と黄色い菜の花の間に、桜がピンクの花びらを散らす。毎年見るたびにうれしくなる光景。
山口市内まで買い物に出かける予定だったが、せっかくの上天気を無駄にはしたくない。徳地から荷卸峠を越え山口市内に入る前に、蕎麦ヶ岳に立ち寄ることにした。
(右)一貫野公民館前には駐車場があり、登山道のコース図が書かれた案内板が置かれている。
よく踏まれて歩きやすい登山道。訪れる人も多く、上りはじめてすぐに20人近いグループとすれ違った。
鞍部までの上りは比較的緩やかで、左手に渓流を眺めながらの気持ちよい山行。途中には小さな滑滝(右)がある。
(左)マツタケの時期には権利者以外入山できないので注意。
渓流を離れ、少し上ると鞍部に到着。標識と踏み跡に沿って左に曲がる。
ここからは山頂に向かう主尾根だが、アップダウンが激しく結構疲れる。山頂までは2〜3の小ピークを越えてゆく。
ひとつ目のピークを越えると、山頂部が目の前に現れる。樹林帯で見通しのきかなかった登山道も少しだけ視界が開け、道の脇から木の枝越しに徳地方面を望むことができる(右)。
さらに視線を北の方に向けると・・・
(左)直線距離にして約16km先。日暮ヶ岳と、その中腹の長者原、少年自然の家の建物まで見える。さらにその先、飯ヶ岳や三ツヶ峰と思われる山々も。
(右)三等三角点の立つ山頂は、山口市方面を中心に180度以上の展望が広がる。ちょっと狭いのが難点。

(上)鳳翩山と山口市街 (右)防府方面は山頂南側の急斜面を少し下らないと見えない。足下注意。

北(阿東町)から南(秋穂町)にかけてのパノラマ。空気が霞んでいて山の同定は難しかった。