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公園の片隅には、昭和8年6月にここ(八幡湿原)を訪れた植物学者、牧野富太郎(1862-1957)の句碑と記念碑が建てられている。
カキツバタにはまだ早かったが、蝶やミツバチが菜の花やツツジの間をしきりに飛び交っていた。 |
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途中にはいくつか「展望台」の入口標識があったが、その標識の側にはきまって「立木が茂り現在は展望できません」のただし書き。おまけに「熊に注意」の看板も並んでいる。 (右)の気持ちよさそうな草原の中にも「マムシに注意」の看板あり・・・ |
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(左)画像、ちょうど車の止まっているあたり(キャンプ場からは峠の頂上=保安林の黄色い標識よりほんの少し手前)に登山口を示す赤いテープと小さな表示板。ここから森の中に入る。 入口は狭く、少し不安に感じられるが、ミズナラの多い森の中に入ると、よく踏まれた広い道が上に向かって「まっすぐ」続いている。かなり急坂なのでペース配分に注意。 |
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広い砂利道をNTTドコモの中継所(右)に向かって進むと、アンテナの少し先の右手に「掛頭山山頂入口」の小さな表示板。ここから再び山道に入り、数分で三等三角点の山頂に到着。 臥龍山への縦走路はこのまま直進だが、向かって左の道を少し進むと芸北国際スキー場のゲレンデに出られる。 |
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ゲレンデからの眺め。遠くの山はぼんやりして判別がつかない。 |
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一度舗装路を横断し、急斜面を下って再び舗装路に出る(右)。ここが「猿木峠」。道に出て左方向に見える臥龍山に向かって歩き、カーブの手前で再び登山道に入る。舗装路をそのまま歩けば二川キャンプ場に下りられる。 |
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縦走路はほぼまっすぐな道で、踏み跡はしっかりしており歩きやすい。西側斜面につけられたコースと比べると小振りなブナが多い気がする。 |
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南西に少し移動し、聖湖や恐羅漢山などがよく見える展望岩に登ってみたが、周囲にうっすらとガスがかかっており、聖湖がかすかに見える程度だった。 |
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臥龍山のブナ林が育んだ水は聖湖でいったんせき止められ、樽床ダムを出て柴木川となり三段峡の渓谷を経て戸河内町内に下り、冠山・十方山に源を発する太田川と合流する。 |
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植物が着生した幹が別の生物の肌を連想させる巨木や、立ち枯れて森のモニュメントと化しつつある老木。 いつまでも見飽きることのないブナ林から、辺りはいつの間にか植生が変わりミズナラ林に。遠くから聞こえていたせせらぎが次第に大きくなり渓流のそばに出ると、森の出口は近い。 |
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登山口から右に数百mでもとの八幡原公園に戻る。 振り向くと、臥龍山の山頂部が薄雲の中に見え隠れしていた。 |