山名/標高 弟見(おととみ)山/1085m
登山日・天候 2005年5月14日(土)・曇ときどき晴
行程 右ヶ谷キャンプ場(09:20)〜縦走路分岐(10:25-10:50)〜展望地〜山頂(11:30)〜(折り返し)〜展望地(11:40-12:40)〜縦走路分岐(13:05)〜右ヶ谷キャンプ場(14:30)

第6回目?となる山楽会。
ルートは、石鎚神社から莇ヶ岳山頂〜縦走路を伝い弟見山、縦走路を折り返して途中の分岐から右ヶ谷に下るというもの。
登山口で他のメンバーを下ろした後、運転手2名は車を下山口に移動。キャンプ場手前の広場に車を止め、そこから登山 を開始。
右ヶ谷川に沿って平坦な道をしばらく歩き、やがて川が二手に分かれる(流れが合流する)場所に出る。ここから 尾根に取りつき、急坂を一気に上る。
この登山道はガイドブック等ではあまり紹介されておらず、標識やテープの類もあまり見られないが、踏み跡ははっきり しており、そのうえ真っ直ぐなので迷う心配がない。まさに直登の急坂で、距離・標高差はそれほどではないものの、 一歩進むごとに息が切れる。
794mのピークを過ぎると少し緩やかになり、一部に平坦な場所も現れてくる。
周囲には大きなブナが立ち並び新緑がすがすがしい。
幹にはクマの爪痕が残っている。

最後は植林帯の中につけられた急坂を上り、縦走路に合流。ここで他メンバーの到着を待って、一緒に弟見山頂へ。

縦走路と「右ヶ谷コース」との合流点付近は、道の上にササが覆い被さり、この先さらに進んでいいのかちょっと心配になる場所だが、しばらく進むとササもなくなり歩きやすくなってくる。
縦走路を往復する場合、帰り道にこの合流点から踏み跡の明瞭な「右ヶ谷コース」へうっかり下っていかないように注意。
弟見山の展望地手前の縦走路沿いには、寂地・冠には及ばないがカタクリが多く自生している。ただしこの時期は もう花が散り、代わりに実を付けてうつむくカタクリが多い。
山頂に到着。ここは展望がほとんどないので写真を撮っただけですぐ引き返す。5分程度戻った道沿いにある展望 の良い場所で昼食にした。

展望地からの眺め。朝よりも雲が出て遠望がきかなくなってきた。
昼食後、縦走路から急坂を下って右ヶ谷へ。足元が滑りやすく、上りよりも周囲に目を配る余裕がなくなってしまった。
キャンプ場に下山後、解散。
なお、今回は斉藤(滋)さんの退職記念・送別を兼ねての山行でした。長い間お疲れ様でした。
しかし、山行はこれからもまだまだ続けてください。