山名/標高 東鳳翩山(ひがしほうべんざん)/734m
登山日・天候 2015年12月20日(日)・曇ときどき晴 
行程 林道分岐(11:20)〜登山道入口(11:35)〜登山道合流(11:40)〜黄金馬伝説説明板(11:45)〜しぶき原(12:10)〜東鳳翩山頂(12:15-12:25)〜(折り返し)〜林道終点(12:55)〜林道分岐(13:05)

山口市吉敷から美祢方面に向かう国道435号線が2車線の登坂路となる手前の交差点を右折して中尾地区に入る。
細い市道を道なりに進み,民家がなくなるとまもなく道路右手に東鳳翩山案内図の看板が表れる。看板手前からさらに細い林道が右に分岐しているのでこちらに入る。
この林道は,平成3年頃まで操業していた鉱山の作業道で,いちおう舗装されているが荒廃が激しく,路上には石や枝が散乱している。自動車の場合,分岐から上ってすぐの空き地に駐車可能だが,走行には充分注意を。
林道を徒歩15分くらいで,左に登山道の分岐標識が現れる。特に案内はないが,ここから数百m先にも登山道が開かれており,途中で合流し同じ道を山頂に向かうこととなる。上りは手前のこちらを利用することにした。
分岐から登山道に入るとすぐに急な上りとなる。いったん平坦な場所(比較的最近植林が行われた場所で,以前は展望が良かったとのこと)に出て,もう一つの登山道との合流ポイント(小さな標識)に着く。ここから少し進むと,このコースの名前の由来となった「黄金馬伝説」について書かれた看板が現れる。(説明の全文はこちら)
看板から先は再び急坂となる。メインルートほどには手入れが行き届いておらず,倒木や踏み跡不明瞭なところもある。特に下りでは足下に注意を。
傾斜が緩くなり,葉の落ちた枝越しに西鳳翩山が見えるようになると,まもなく縦走路との合流地点「しぶき原」に到着する。
山頂は目の前だが,こちら側から山頂へ上る最後の急登は,何度歩いてもきつい。
山頂からの眺めを楽しんだ後,来た道を引き返した。
下山では分岐からもう一つの登山道を下ってみたが,上りの道に比べると荒れており,踏み跡もはっきりしない。下りたところはちょうど林道の終点(回転場)なので,ここまで車(軽の四駆に限る)で入ってこられるなら都合の良い登山口だが,一般的には手前の登山道からの往復をおすすめする。