山名/標高 真田ヶ岳(しんたがだけ)/621m
登山日・天候 2016年3月26日(土)・晴
行程 荷卸峠(10:30)〜林道入口(10:35)〜林道終点(10:45)〜登山道分岐(10:55)〜KDD無線施設跡(11:00)〜真田ヶ岳山頂(11:20-11:30)〜(折り返し)〜荷卸峠(12:05)

真田ヶ岳の登山口は,国道376号線と中国道が並行する旧山口市・徳地町の境界「荷卸峠」にある。峠の頂上周辺にいくつか駐車スペースがあるほか,国道から中国道ガード下をくぐると,登山口近くにも数台分の駐車スペースがある。
国道脇から中国道の上を渡る連絡道を通り,右折して峠の頂上に向かうとすぐに登山口の標識が見えてくる。
登山道の取り付きは概ね舗装され道幅も広い「林道才ヶ峠線」で,入口にはチェーンが付けられ一般車の乗り入れはできない。
この林道は500〜600mで行き止まりとなるが,その先も舗装された歩道が続く。これはKDDの無線施設用に設置された作業道とのこと。
階段や手すりが付けられ遊歩道のようだが,現在では施設が撤去されているので,今後の荒廃が心配される。
林道終点から10分くらいで,右手に登山口が分かれる。ここは真田ヶ岳と東隣の小ピークの鞍部にあたり,ここまで歩いてきた作業道は,若干草を被りながら左手の小ピークに向けてなお上り続けている。
寄り道して上ってみると,数分で作業道の終点,小ピーク手前の平坦地(標高約490m)に出る。ここが施設跡地で,地形図には今も施設の存在を示す目印が残っているが,現在は木や草が伸び放題で眺めも悪い。小ピークに向けて踏み跡らしきものも見えたが,眺めは期待できそうにないのですぐ引き返した。
鞍部に戻り,真田ヶ岳への道に取り付く。こちらは普通の山道で,距離は短いが結構な急坂。
ここを上りきって出た場所は,山頂の手前に2つある小ピークの1つめ。さらに緩やかなアップダウンで2つめのピークを過ぎ,山頂へ向けて最後の上りは滑りやすい急斜面。下りでは足下に注意。

山頂の少し手前は,徳地から防府にかけて見晴らしが良い。

二等三角点の立つ山頂に到着。山頂周辺は木々に覆われているので,場所を変えながら眺望を楽しんだ。