大会名 第14回旭グリーンアドベンチャーマラソン
開催日・天候 2003年11月2日(日)・曇ときどき晴
開催地 山口県阿武郡旭村
部門 マラソンの部:鉄人コース(37km)、パノラマコース(19km)、チャレンジコース(14km)
歩け歩けの部:萩往還コース(10km)
参加者 桜井、原田、かんじ、テツ、和崎、めたろ〜・・・鉄人コース
コース概要 2002年参加記を参照
参加賞 マラソンの部:Tシャツ、歩け歩けの部:旭村産コシヒカリ2kg
ゴール後に地元特産品(くじ引きでどれか1品)
おにぎり、通行鑑札、ゴール後に猪鍋・鮎雑炊のサービス
コメント 参加者の皆さんお疲れ様でした。暑くて疲れましたね。
前夜祭は、テツさん、原田さん、和崎さん、めたろ〜さん、私とsakura Jr.に丸川さん(今年のもみのきでめたろ〜さんに声を掛けた方です)、ツガニさんの8名が参加しました。なんと、ツガニさんは村岡ヒゲダンサーズのメンバー(有名人ですよね)と聞いてびっくりしました。皆さん飲み会の食べ物が少なくて翌日のレースに影響しませんでしたか(和崎注:いちばん影響の出そうな人は2次会でカツ丼など3品を食されていましたので、全く問題なかったと思います)。また、臭いはどうだったのでしょうか?
レースは鉄人コースにテツさん、原田さん、かんじさん、和崎さん、めたろ〜さん、丸川さん、ツガニさんと私が参加しました。ホトトギスさんの名前も名簿にありました。かなり早くから申し込んでいたようです(参加賞は郵送するとのことでした)。

20kmエイド(長小野)で佐々並豆腐を食べてひと休み。
昨年は寒くて雹が降りましたが、今年は一転して暑くなりました。暑さと登りに弱い私には苦しい戦いとなりました。スタート後、すくに汗が流れます。和崎さんは一升谷の頂上付近で抜いたものの、8kmあたりで抜き返され、20kmのエイドで見かけただけ、めたろ〜さんには10km過ぎと男岳の登りの2回抜かれましたが下りで抜き返しました。また、ツガニさんには10km過ぎの登りで歩いていると軽快に走って抜かれました。それ以外はメンバーの皆さんと出会うことはありませんでした。
今回は10km過ぎまでは何とか走り通したものの、登りになったら体が熱くなって歩きました。このあたりでは何とかゴールできればと思って前進です。20kmは2時間30分過ぎに到着、10分近く休みました。また、ここからの舗装路の登りは歩きです。地蔵峠から先の登りは足も動かず、ゆっくりと一段一段上りました。鼻水を流しながら、下りになっても体に無理のないように走り、なんとか今年もゴールできました。
今年のトップのタイムもいつもより遅い3時間20分台なので、条件も良くなかったのでしょう。それにしてもかんじさんは速いですね(ゴール後は車の中で横になって死んでいましたけど)。また、めたろ〜さんも5時間34分でゴール、ここを完走できればフルも大丈夫と思います。
(桜井)


今年の旭GAMは、例年になく暑かったですね。スタート直後の一升谷から汗びっしょりで、石段にたどり着いた頃には頭がボ〜ッとしているような状態。「これじゃ今年も5時間台確定だな」と思っていましたが、その後なんとか持ち直しました。
しかしこの暑いくらいの陽気と、そのために水をがぶ飲みしたことが幸いしてか、いつも悩まされていた足の痙攣が一度も起きず、後半(特に東鳳翩山頂以降)の失速をかなり押さえることができたように思います。
マラソン1年目でいきなり鉄人コースに参加し、死にそうな思いでゴールしてから今年で10年。記録はそれほど伸びていませんが、脚はずいぶん丈夫になりました。
(和崎)

地蔵峠エイドにて。
レース前の体育館では藤田さん、高知の森下さん、横田さん、小野会長まで見えられ話が弾みました。レースは森下さんマークでスタートしましたが、校庭を抜けるころには視界から消えてしまいました。テツさんに抜かれ、一升谷に差し掛かるころに、かんじさん、松原さんに置いて行かれましたが、ペースはさほど悪くないので、登りきるまでに何人か抜き、下りも快調に数人か、数百人か?抜きながらの走りです。例年この下りで桜井さんに抜かれるのですが、今回は和崎さん、めたろ〜さんの姿もまだ見えません。(この時点で4時間台でのゴールは楽勝だと思ったのですが・・・)
西鳳翩登山口(長小野)エードで明木饅頭と豆腐にカブリついてたころから、ドット疲れがでてきました。油峠からの縦走路をヨタヨタしながら、ようやく地蔵峠に着いた時、和崎さんに追いつかれちゃいました。その後は息も絶え絶えにチョモランマ登頂アタック隊のような足取りで、東鳳翩登山道をヨッコラショ、ドッコイショと登って行きました。
下りではケッつまづいて膝と足首を捻挫すること数回。もうボロボロでゴールしました。
(原田)

レース前日の昼ごろに山口に到着、そのまま和崎さんと事前偵察を兼ねて東鳳翩山に登りました、翌日走るはずのコースも一部歩きましたが、その時点で後悔の念が。。。
夜はURC参加メンバー、隠し子さん、丸川さん、ツガニさん、中村さんと大勢での前夜祭となりました。楽しかったです。また食べましょう!!

レース当日は暑くもなく寒くもなくちょうどよい天候でした。持って歩くドリンクも買い、キジ用品もウエストバックに入れて、これでいつキジが飛んできても打ち落とせます
密かに5時間切りを狙っています。
スタートから10キロほど、走ろうと思えば走れる区間が続くのですがこの区間中ず〜っと
  ”山の中にたどり着ければ何とかなる つ〜か登山道はどこだ?”
念仏を唱えながら走っていました。
途中何人かに”登山道は後どのくらいでしょう?”と尋ねてしまいました。
そして待望の登山道に入ったとき僕の体力は既に残っていませんでした。しかし山好きでシャア専用な僕としては、ここで休むわけにはいかず一気にスパートをかけてしまい完全にバテテしまいました。
途中桜井さんを抜くのは抜いたのですが、まったく引き離すことが出来ず男岳山頂ではグロッキー状態で、下りに入って桜井さんを追いかけることも出来ませんでした。得意としていた山登りでグロッキーになり、体に力が入らなくなったので精神的ダメージは大きく、この時点で戦意喪失状態でした。男岳を下りながらいつリタイアしようかな〜などと情けないことを考えていました。またこの間にごぼう抜かれされました。
西鳳翩山下のエイドに辿り着いたのは3時間過ぎくらいでしょうか?とりあえず豆腐とおにぎりを食べて休憩しながらこの状態だとゴールは6時間半は超えるな、いやこのまま登ったら下山不能になるな。。。などと考え、体の方はさあリタイアするんだ!いやリタイアしてくれ(涙)マジでと訴えていました。
しかしここは体の訴えを却下してエイドを後にして歩き始めました。
西鳳翩山の縦走路に入った所で???おかしい登れる。なぜか復活してしまいました。
ここからさっきまでの超スローペースが嘘のようなまさに三倍なペースで東鳳翩〜下山口まで飛ばしました。しかし下山口からゴールまでは舗装路で僕の苦手な走れる区間なので、いつものスローペースに戻ってしまいました。
そのまま何とかゴールまで辿り着きましたが、終わってみれば5時間34分、一時は6時間半を予定していただけにかなり粘れたみたいです。おまけにくじ引きではゆうぱっく(旭村特産品セット)が当り結構うれしかったです。
今後いかにして”ロードを生き延びる事が出来るか?”が僕の課題のようです。
今回は、桜井さん以外はメンバーに出会いませんでした。皆さんお疲れ様でした。

(めたろ〜)

今回初参加で、ともかく非常に厳しいコースとだけは聞いていたが、何とかなるだろうと安易に思っていた。しかしその考えは途中で見事に打ち砕かれた。

男岳頂上通過まで 1:39:12
スタートからすぐに砂利道の緩い登り。テツさんに聞いていた通り、走りづらい。おまけに前を行くランナーで足元は見えない。この頃から汗が異様に吹き出る。
(レースでこんなことは今までになかった。不吉な予感。
最初のエイドでは、地元のおばちゃんの干し柿のような笑顔につられて、久しぶりの「佐々並豆腐」をいただく。うん、こりゃおいしい。
登山道まではテツさんとほぼ一緒に走ったが、山道に入るといつものことで心臓バクバクまでペースを上げてしまう。この頃はまだ元気なので、全体の配分などまったく考えていない。
東鳳翩山通過まで 3:11:09
男岳山頂ではまだまだ余裕だ〜と思っていたが、あの下りには参った。ほとんど一人分の幅しかない山道を転がるように駆け下りる。石も多くけが人が出ないのが不思議なくらいだ。
20キロエイドでなんだか体が重いことに気付く。でも、もう少しで地蔵峠だろうと呑気な事を考えながら、明木饅頭をパクつく。うん、これもおいしい。
元気よく走り出したもののすぐに歩きになる。なぜ走れないんだ?一緒に走り出したランナーはすぐに見えなくなった。油峠にさしかかるとスタッフに励ましの言葉をかけてもらった。
ここからが地獄ですよ
そっそんなぁ〜、もう体力80%は使ったよぉ〜。しょうがないので気休めのエアーサロンパスで足底筋を冷やす。
原田さんから聞いた通りの赤土のむき出した坂道に必死で食らい付き、何とか地蔵峠エイドにたどり着く。(看板の字が地獄峠に見えた)ここで宇部の隻腕ランナーFさんに出会い、ちょっとおしゃべり。久しぶりにお会いしたが、相変わらず元気ですねぇ〜。(今回パノラマコースで最高齢)体はキツかったがバナナを食べ無理に作り笑いをしているうちに元気を取り戻した。Fさんから「もう少しでホーベンを越えたらもう楽勝よ〜」と気合を入れられ、また山道に取り付く。ここまで来たんだからしょうがない。
ゴールまで 4:19:48
東鳳翩山からは下りじゃなかったのぉ〜?などと泣き事はもういいません。コース概略図は確かにそうなっていたが、板堂峠までに7つくらい小さなピークがある。いつものようにヤケクソモードで登って下って舗装道へ。ここから初めてタイムを気にして走る。
でも残り2キロから脇腹が痛くなり、呼吸が極端に浅くなる。気持ちだけで走っているようなものだった。(これは完全に脱水症状、危険信号だ。
ゴール後はお茶を少し飲んでアミノバイタルでもと思ったら、吐き気に襲われ何も出来なくなった。さらにお腹の痛みも治まらず、めたろ〜さんのゴールを見届けた後は車でダウン。

今回は情けないと言うより、経験不足ですね。 脱水症状は真夏の桜江で一度だけ、それも頭が痛くなる程度のものだったので、今回のようなお腹の痛みにはビックリしました。救急車のお世話にならずにすんでよかったです。(少しは年を考えろと言われそうなので、家族には内緒…。)

(かんじ)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
かんじ 鉄人コース 4:19:48 17  
テツ 4:49:30 32
和崎 4:56:02 34
原田 5:15:32 50
桜井 5:18:53 56
めたろ〜 5:34:25 75
利用温泉 湯田温泉・亀の湯、 湯楽里
その他