山名/標高 花尾(はなお)山/669m
登山日・天候 2001年6月16日(土)・晴 
行程 市ノ尾林道〜登山口〜尾根出合〜山頂(折り返し) 
 
木々に覆われ鬱蒼とした登山道。山頂へは沢沿いに直登することとなる。
所々に地元小学生のメッセージが立てられていて微笑ましいが、 マムシに注意の立札もあり油断できない。

山頂直下。樹林帯を抜けると、突如として眺望が広がる(桂木山を遠望)。
草の生い茂る急坂を上りきり、2体の石像が置かれた山頂へ到着。

石像その1
 登山者を最初に出迎える石像(蔵王権現)。
 江戸時代に刊行された「防長風土注進案」には「華尾山吉野権現」とあり、銘文からもかすかに読みとれる。

石像その2
 「文応元年申之四月渋木村大宮司」の銘文が背部に刻まれている。文応元年は西暦1260年。
 その昔持ち去られたことがあったが、盗人が祟りを恐れたからか、いつの間にか元に戻されていたと伝えられる。

山頂からの眺め。 (左)深川湾 (右)緑に覆われた秋吉台。その向こうに東・西鳳翩山

下山後は、湯本温泉共同浴場(礼湯)で汗を流した。