山名/標高 | 尺(しゃく)岳/608m |
登山日・天候 | 2003年4月16日(水)・晴 |
行程 | 鱒淵ダム(09:20)〜県道258号〜県道28号〜道原貯水池(09:55)〜菅生の滝(10:25)〜登山口(10:35) 〜林道合流〜自然歩道分岐(11:25)〜尺岳平〜山頂(11:30)〜尺岳平(11:45) |
福智山(901m)を主峰とし、北九州市八幡の皿倉(さらくら)山から田川郡香春(かわら)町の
香春岳まで、南北に約20kmの稜線を連ねる福智山地の北寄り、直方市と北九州市の境界にある
1ピーク。山頂は「背比べ岩」と呼ばれる巨岩がそそり立つ岩峰で、
西から北にかけての眺望が特に良い。 山名は、この背比べ岩が熊襲(クマソ)征伐に訪れた日本武尊(ヤマトタケルノミコト)に 背比べを挑み、一尺足りずに敗れたという伝説に由来するもの。 山麓には多くの石仏と須川稲荷社を擁する菅生(すがお)の滝や、眼病に御利益があるという畑観音 があり、信仰を集めている。 |
紫川の上流道原(どうばる)の国有林内にあり、水源は福智山系から発しています。 滝の高さは約30メートル。 滝の名のいわれは、婦人の化粧も滝のしぶきで素顔になるところから この呼び名があるともいう。 (案内板より)
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滝を眺めた後、少し引き返して尺岳への登山道に入る。
登山口は、石仏が並んでいる広場手前の橋のたもと(左画像)。
案内標識に従って川べりに出て、小さな表示板とテープ(中)を見て斜面に取りつく。
最初はかなりの急坂で道も分かりにくいが、すぐに緩斜面となり踏み跡もはっきりしてくる。
自然林〜杉林を経て林道に出る(左)。標識に従って右に進み、次の標識で左折し登山道に入る。
ここからの登山道は渓流に沿った緩やかな上りがしばらく続く。明るく、爽やかな道。
渓流を越え杉林を抜けると、九州自然歩道に合流する(左)。
この広い道を山頂方面に5分ほどで尺岳平(中)、さらに数分の上りで山頂(右)に到着。
頂上に祀られた尺岳権現の裏からは、東に貫(ぬき)山(左)、南に福智山(右)が望まれる。
西から北にかけての眺め。黄砂のせいか遠くは霞み、響灘までは視認できなかった。