大会名 第7回村岡ダブルフルウルトラランニング
開催日・天候 2004年9月26日(日)・曇一時雨
開催地 兵庫県美方郡村岡町
部門 100km、88km、44km
参加者 桜井、テツ・・・100km
めたろ〜・・・44km
コース概要 2002年参加記を参照。
参加賞 Tシャツ、温泉入浴券(村岡温泉orハチ北温泉)、地元特産品など
レース前日に交流会(参加者無料)
完走者のみがもらえるフィニッシャーズタオル。
コメント 9月25日からの続き...

9月26日:4日目(村岡ダブルフル100km)

日本屈指の山岳ウルトラ「村岡ダブルフルウルトラランニング」100kmの部に参加しました。
昨年が13:35:21、一昨年が13:54:15と制限時間ギリギリの完踏、今年は体力の落ち込みがひどく申し込んだもののリタイア覚悟でした(毎度ですが今年は特に!)。

薄暗い5時30分に兎和野高原野外教育センターをスタート、全く何も練習しないで参加した前回、前々回と違って、今年は3日前から足を動かしているので違和感はない。しかし、スピードはなくキロ7分くらいで5キロを通過。その先の急な下りで少しスピードをあげ、昨夜泊まった「みよしや」さんからも応援をもらう。
そういえば、このあたりには熊、猪、鹿、猿がいるが、熊が出ても山に逃がしてやりニュースにもならないと言う話だった。
15キロ過ぎからは急な登りになる。いつもは走るのだが今年は早くも歩いてしまった。いつも飾りの付いた貝を渡してくれていたお婆さんの姿がどうしたのかない。
長い下りを走って下り、村岡の町の折り返しに入る25キロの手前からまた歩く。今年はエイドにコーラがあり,飲んで少し元気を取り戻してまたゆっくり走る。しかし,30キロ手前でまた何処で止めようかと思いながら歩き始めた。Maruさんが抜いていくがついていけない。
猿尾滝エイドでぜんざいを食べて登りをひたすら歩く。35キロ過ぎの折り返しを過ぎて下りになるが、後ろから来るランナーが少ない。下るうちに最後尾のランナーにも出会う。参加人数も減ってはいるが、レベルが高くなったのか?
どうやら私が遅いようだ。
41キロあたりで子供から熊よけの鈴を渡してもらう。いよいよ蘇武ケ岳の険しい登りにかかる。
体に負担がかからないようにゆっくりと登るが行けども行けどもエイドに着かない。体の限界に近づいてガードレールに寄りかかって暫く休む、角一つまわったところがエイドだった。
次のエイドは今度は近かった。このあたりには、参加者の名前と参加者への応援メッセージの書かれた看板が道のほとりにずっと立ててある。しかし、ここからの登りが長い。制限時間が気になるが歩いて行けども行けども登りが終わらない。
12時過ぎに49.4キロの関門に到着した。少し休んで50キロ通過が6時間50分、未だ半分しか来ていないのに残り時間も半分しか残っていない。
そしてやっと下りになるがペースがあがらない。7〜8キロ/1時間のペースで走る。
60キロエイドでMaruさんに追いつく。44キロの合流地点から和佐父峠までの登りもつらい。Maruさんを抜いて約5キロを走って下り、71キロの射添会館へ15時頃に到着。そうめんを食べて、早めにスタートする。長楽寺までの登りもきつい,但馬大仏を一周して登りを歩き続ける。
丸味エイドで休んでいると名前を呼ばれた。今回応援メッセージをもらった、兎塚小学校の6年の舜一君と射添中学校3年の絵美さんのうち、絵美さんが応援していてくれた。絵美さんは,今日絵で2等に入賞したそうだ。おめでとう! 私も最後まで頑張りますと言って,握手を交わした。
また、急な登りである。ひたすら歩き続ける。
あけぼの山荘エイドで少し休む。ここから7キロ下って3キロ平坦となる。余り無理をしていないので体は動く。足も痛くないのでゆっくりペースで走る。平坦はいつもより長く走ることができた。
90キロ手前の小北保育所エイドで残り1時間45分、やっとゴールも見えてきた。暗くなってきたので反射板とペンライトを渡される。射添会館,山荘エイドとここでもMaruさんに合う。ここからはMaruさんと前後しながら一二峠を歩いて登った。ここの峠がとても長く感じられるが、今回はいつもより楽(今までは倒れる寸前)に登ることができた。頂上に着いた! あと少し6キロほどでゴールだ。板仕野消防水槽エイド過ぎでは,ゴール時間調整中のヒゲダンサーズの皆さんにも追いついた。
そして残り時間数分となって,何とかゴールにたどり着いた。

今回の完走率は、100kmの部77.1%、88kmの部85.9%、44kmの部96.4%。全体では86.2%と、過去最高の完走率とのことです。
そして、めたろ〜さんは初ウルトラ初完踏、それもあの坂道を全て走ったそうです。来年は是非100キロへ出てください。

9月26〜27日:4〜5日目(帰路)

村岡温泉で汗を流して帰路につきました。
鳥取 → 津山(市内は通らず) → 総社 → 井原 → 神辺と走りました。ルートはめたろ〜さんのナビで、狭い道もかなり走りました。途中、食事と2時間ほど仮眠し、眠いので時速30キロくらいまで落ちていたところも有りましたが、走ったのは4時間ちょっとくらいでした。それから高速で帰りましたが、和田山から播但道を抜けても時間は同じくらいと思われます。そして高速道路の料金は4300円ほど安あがりになります。
山口に帰って温泉に入り、職場に出ました。今年の夏休みは1.5日で終了です。

(桜井)

26日

スタートの早い100キロの桜井さん、テツさんを見送り44キロの僕はしばらく車で寝ていました。
さくかもで41キロ地点で6時間の制限時間オーバーをしでかした僕に完走は可能なのか?
かなり怪しい所です。この時点で7時間以内で帰ってこようと思っていました。
スタート後すぐに強烈な登りがあったのですが、息が上がらない程度のスピードで何とか走りきり、迎えた最初のエイドで食料&飲み物を食い荒らしました。ここの登りで歩いている人が沢山いたのでごぼう抜きしたのですが、エイドでごぼう抜かれ しました。結局最後までこのパターンで、登りで歩いてる人をGETしてエイドで抜かれるを繰り返しました。しかし残り5キロでもしかして6時間切れるかも?とゆ〜時間だったので飛ばしあげてなんと5時間39分でゴール出来ました。
いつ途中でテツさんに抜かれるかびくびくしていました。
途中のキジ障害(出そうで出ない。。。)が無ければあと20分ほど早かったような気がします。
今回は初のウルトラマラソンだったのですが、最後まで歩かないで走りきり生還できたのでうれしかったです。
それにしても村岡のエイドは絶妙のポイントにありますね。のどがかわいたな〜と思うとエイドが出現。腹減ったのぉ〜と思うとエイド出現。至れり尽くせりでした。

(めたろ〜)
記録
選手名 部  門 タイム 順 位 備  考
テツ 100km 12:14:39    
桜井 13:50:56  
めたろ〜 44km 05:39:18  
利用温泉 村岡温泉
その他 大会ホームページ http://www5.nkansai.ne.jp/org/muraokaultra/