山名/標高 雲仙(うんぜん)岳
 妙見(みょうけん)岳/1333m
 国見(くにみ)岳/1349m
 普賢(ふげん)岳/1357m
登山日・天候 2011年10月8日(土)・晴
行程 吹越トンネル(12:00)〜稜線出合(12:40)〜妙見岳(12:45)〜国見岳(13:10)〜紅葉茶屋(13:30)〜普賢岳(13:45-13:55)〜薊谷〜仁田峠(14:35)

国道389号線「吹越トンネル」の北側出入口の前にある駐車スペースから,妙見岳と国見岳の間の稜線まで登山道が延びている。仁田峠からの周回路に比べると登山者は少なく(この日は稜線に出るまで1人も出会わなかった),静かな山行が楽しめる道となっている。
トンネル脇の階段を上り,トンネルの上を横切って斜面に取りつく。周囲はヤマボウシ(雲仙市の木)の自然林となっており,たくさんの赤い実が枝先を飾っていた。
急なアップダウンが連続する印象の強い雲仙登山道の例に漏れず,この登山道もひたすら急登が続く。今回参考にしたルートマップでは稜線に出るまで60分となっていたが,40分で見覚えのある標識の前に到着した。国見岳・普賢岳は左の道を行くが,まずは右に5分ほどの妙見岳に立ち寄ってみた。
以前来たときには観光客が多かった妙見神社前は,3連休にも関わらずひっそりしており,年季の入った方位盤が残る山頂にも人の姿はなかった。

妙見岳山頂からの眺め。晴天だがガスがかかり気味で,遠くまで見渡すことはできない。

妙見岳を下り,鎖を伝い岩場を上って国見岳山頂へ。ススキの穂をなびかせる秋風が,汗ばんだ体を心地よく冷ましてくれた。


国見岳から紅葉茶屋へ急降下し,岩場をよじ登って普賢岳へ。360度の雄大な眺めを楽しんだ後薊谷に下り,仁田峠に出た。