山名/標高 大平山(おおひらやま)/631m
一等三角点補点を持つ防府市の最高峰。どっしり,茫洋として捉えどころのない山体だが,山上にテレビ局や防災無線等の鉄塔が建ち並んでいるため,遠くからでも容易に判別できる。
山頂部は1959(昭和34)年にロープウェイが設置されて以降公園化が進み,現在は駐車場も整備され,マイカーで簡単に上ってこれるようになった。山頂南西斜面には約10万株のツツジが植えられ,開花時期は多くの観光客が訪れるほか,初日の出や秋の観月会など,市民の憩いの山として親しまれている。
登山対象としては敬遠されがちであるが,西麓の阿弥陀寺,南麓の富海,さらにロープウェイ山麓駅付近から尾根伝いに直登する3つの登山道が開かれている。
山頂からの展望は非常に良く,晴れた日は瀬戸内海の向こうに九州や四国を望めることもある。

山 行 記 録
2002.12.29 阿弥陀寺コース往復。
2014.03.22 冨海コースから上り,阿弥陀寺コースを下る。