山名/標高 容谷(ようたに)山/1032m
小五郎(こごろう)山/1162m

容谷山(左)と小五郎山(右)
(右谷山より望む〜01.04.28)

登山日・天候 2003年5月10日(土)・晴
行程 容谷山南登山口(08:00)〜稜線出合〜容谷山山頂(09:30-09:50)〜縦走路分岐(10:10)〜虹山(11:10)〜かりまた峠(11:25)〜北尾根ピーク(12:20)〜小五郎山山頂(12:35-13:25)〜林道〜向峠(1500)

注 意
今回利用した縦走路は、起点(容谷山南登山口)から終点(向峠登山口)まで、約7km離れています。途中の道はほぼ舗装されていますがアップダウンが激しく、徒歩や自転車での移動は避けた方が無難です。利用される場合は、自動車を2台用意し、それぞれの登山口に置く(単独行は控える)ことをおすすめします。


今回の起点「容谷山南登山口」は、国道434号線を宇佐郷から寂地峡方面へ向かい
「健康村」の先で左折(旧道へ)、養豚場の先で左の細い道に入り、中国道の下をくぐって
坂を上り、ほんの少し中国道と並行に走った先にある赤い橋の手前(左画像)。テープが目印。
最初はかなりの急登で、切り開かれた見通しの良い斜面を、稜線に出るまでジグザグに上って行く。


南斜面からの眺め。


日差しの強い斜面を約45分で稜線に到達(中)。ここからは杉林の中をさらに上る。


登山道の途中に咲いていた花たち・・・チゴユリ(左)イカリソウ(中)イワカガミ(右)


杉林の先に明るい場所が・・・と思ったらそこが容谷山頂。
周囲のヤブが刈り払われ、以前より明るく、見通しも良くなっていた。
(右)西側、木々の向こうにこれから登る小五郎山が大きくそびえ立つ。


山頂を後に、今まで何度も通った藪ヶ峠・浦石峡方面へ。次第に新緑が増え、目を喜ばせる。
(右)20分ほどで縦走路分岐に到着。山頂からは下山路の左側になる。ここもテープが目印。


縦走路に入っていきなり、滑り落ちそう(実際に滑った人も・・・)な急な下り(中)
これで一気に高度を下げ、今度は小五郎山までじわじわと上りが続く。


(左)次第に近づいてくる小五郎山 (中)「虹山」と名付けられた900mピーク
(右)かりまた峠に差しかかると、縦走路は北尾根の急登に転じる。ここが最後の難関か?


かりまた峠の先に一ヶ所、岩場の下り(左)がある。僅かな区間だが足を踏み外しやすいので注意。
鮮やかな新緑の中を上るうち、次第に道の上にササが覆い被さってくる。


向峠からの登山道では目立たなくなったササが、この北尾根では腰の高さ以上に勢いよく生い茂る。
かつての小五郎山頂付近は、どこもこんな感じでササ漕ぎを余儀なくさせる状態だったという。
足をとられそうなほどのササヤブをかき分け、北尾根ピークに到着(右)。奥に見えるのが山頂。


北尾根ピークからの眺め。南から北まで約180度のパノラマ。


約15分の稜線歩きで、三等三角点の小五郎山頂に到着。
今回のメンバー・・・斉藤夫妻、田中(善)、秋富、和崎の5名。


山頂からの眺め。北北西方向に視界が開け、安蔵寺山が高くそびえる。
ただし、それ以外の方向は木々に邪魔されて、北尾根ピークのパノラマには及ばない。


山頂からはポピュラーな向峠ルートを下る。ササ原の展望台から新緑のトンネルを抜け
向峠登山口駐車場に到着したのは、登山開始からちょうど7時間後だった。