山名/標高 金山(かなやま)/967m
背振山地の中にあってひときわ尖った三角形のピークが目を引く金山は、他の山と同様に佐賀県側が緩斜面、福岡県側は急峻な地形に滝や渓谷が発達し対照的な景観となっている。福岡県側の方が登山ルートが多く、利用者も多いようである。佐賀県側は三瀬峠からの縦走路または山中地蔵からのコースがよく利用されるが、福岡側に比べ人が少ないぶん静かな山行が楽しめる。
南麓の佐賀市三瀬村にある「山中地蔵(脚気地蔵)」は、室町時代(1393年)に堂を建立し地蔵尊を安置したもので、脚気に御利益があるとして後世多くの参詣者を集めるようになった。毎年7月14日に例祭が行われている。

金山と井原山(左奥)

山 行 記 録
2006.10.15 三瀬峠から縦走路を往復。
2007.10.14 山中地蔵から脊振山頂まで縦走。