山名/標高 三倉(みくら)岳/702m
大竹市の北部にそびえる岩山。その名のとおり大きく3つに分かれた花崗岩のピークは、低い方から順に「上の岳(朝日岳)」「中岳」「下の岳(夕陽岳)」と呼ばれている。また、それぞれが「福」「徳」「寿」の三神とみなされ、信仰をあつめていた。
急峻な岩峰はロッククライミングのゲレンデとして、戦前から多くの登攀ルートが開かれてきた。県立自然公園としてキャンプ場、駐車場が整備され、登山道も見た目とは裏腹に登りやすい(勾配はきつく、一部に鎖場はあるが)。山頂からは期待通りの展望が広がり、登山者の人気も高い。

山 行 記 録
2002.10.03 Bコース(上の岳〜中岳〜下の岳)
2007.08.12 瓦小屋山〜下の岳〜中岳を縦走。


三倉岳全景。隣の瓦小屋山(664m)へは山頂から縦走可能。(2004.01)


中岳(左・中)と下の岳(右)はともに花崗岩でできた天然の展望台で、山頂の眺望は抜群。
高所恐怖症の人には立っているだけでも辛い場所だが・・・(2004.01)