山名/標高

登山口のコース案内図
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田原(たはら)山/542m
杵築市(旧山香町)と豊後高田市の境界にそびえる田原山は、遠望すると切り立った岩尾根が横一列に連なっている様子がノコギリのように見えることから「鋸山」と通称されている。
地元の「鋸山の自然を守る会」により登山道が整備され、現在は鋸山トンネル駐車場を起点に奇岩怪石を巡りながら周回できるようになった。山の西麓にある重要文化財「熊野磨崖仏」方面に下ることもできるが、こちらを通過する場合は拝観料(大人200円)が必要となる。
登山道自体は整備が行き届いているが、岩稜を伝う危険箇所の多いルートであり、初心者の単独行は避けた方が無難。雨天時・積雪時も非常に危険である。岩場以外でも急斜面や、樹木に隠された断崖など危険箇所は数多く存在し、慎重な行動が求められる。
なお、磨崖仏側から上ろうとすると、熊野権現社を過ぎてすぐの道端に「行き止まり」の看板が立てられている。登山者以外の安易な入山を規制するためと思われるが、離合困難な場所が多いこともあり、逆向きの縦走も避けるべきであろう。

山 行 記 録
2008.04.29 鋸山トンネル登山口から熊野磨崖仏へ。
2011.11.22 鋸山トンネル登山口周回コース。
2016.11.12 国東半島峯道ロングトレイル(T-1)と合わせて登る。